HuxleyHand(ハクスリーハンド)は、ALTsが最初に開発を進めた筋電義手で、これまでにない次世代の筋電義手をテーマに製作を進めています。
試作モデルのHuxleyHandⅠと、見た目に丸みを持たせて人間の手に近づける等の改良を加えたHuxleyHandⅡがあります。

HuxleyHandの特徴

五指が独立して動く

指のユニット1つひとつが独立した構造をしているので、人間の手が行う複雑な指の動きを再現することができます。また、ユニットの中には耐衝撃機構を搭載しているため、指に強い力が加わっても壊れにくい構造となっています。

強い把持力と繊細な力加減

指が独立しているため、じゃんけんのグー・チョキ・パーの形や指を折って数を数える動きもすることができます。読み取る筋電情報に対応する指の動作の設定を変えることで、自分の好みに合わせた手の動きをカスタムすることもできます。

材料を1枚のアルミ板で構成

指の骨格となる構造の設計にこだわり、1枚のアルミ板から義手の全パーツを切り出すことができます。これにより、パーツを作成するための特注の金型を用意する必要がなくなり、安価な製造をすることを可能としています。

ライブラリ

筋電センサによる動作実験

靴ひもを結ぶ ~器用な動作~

1000g把持実験

壊れやすい物をやさしくつかむ

500g把持実験